≪所 信≫
「原点に立ち返る」、「初心に戻る」、「リセットする」、将来への不安がより一層強く感じられる殺伐とした日々の中で、現状の閉塞感を打ち破るべく、発せられた言葉が新聞、書籍、Newsなどのマスメディアを通じて我々の耳に入ってきます。メンバーの皆さんは、これらの言葉をどのように感じ、受け取っていますか?
日本は、戦後半世紀を経過した20世紀の後半は、平和で安穏とし、モノと膨大な情報に溢れ、一部、社会全体が意味の無い風潮に流され、役所も会社も社会風潮や学校教育もすべて、“本来のあるべき姿”から少なからず遠のいてきています。我々に一番身近な会社を例にとってみましょう。
私は会社の真の目的は、「社員(従業員)の幸せを通じての、社会貢献」であると考えます。バブル期には一部の大手企業は、青田買いを行って社員を採用しましたが、バブル崩壊、デフレ不況に陥った途端に、希望退職や出向などの一方的な事情によりリストラを断行しました。また最近では、米国流の株主の利益最重視という風潮も出てきました。その結果、社員はそっちのけで、それに付随し関係している一部の人達のみが、自分さえ幸せになればいい、良くなればいいという考えで犠牲となっている姿は、企業本来の目的、“本来のあるべき姿“から大きく逸脱している姿といえます。現に、そのような会社は、現在、発展し、働く社員が皆幸せになり、社会貢献出来ている立派な企業として社会に認められてはいません。
長い月日の間に、いつのまにか目的が曖昧になり、本来の真の目的、“本来のあるべき姿”とは、逸脱し違う方向に向かって歩んでいる企業や団体は数多く見受けられます。
われわれ、JC活動も、真の目的、「明るい豊かな社会」を目指しながら、機械的に事業を開催したりしていないでしょうか?メンバー自身、社会貢献していると幸せを感じて活動出来ているでしょうか?
私は、今年度、いま一度、“本来のあるべき姿”を、求めて継続した活動していき、真のJCとしての羅針盤を築き回帰する事が必要であると考えます。メンバー一丸となり、自然体の“本来のあるべき姿”をいま一度、求める事で、相生青年会議所の成長が積み上がりメンバーともども、皆(地域)ともに幸せになり、社会貢献につながっていき、また、若いこれからの次世代に引き継がれて評価されていくものと思います。
たった一度の人生、幸せになりたいと願わない人間は、いないはずです。
〜信頼出来るパートナーの確立〜
昨年、中長期的計画を視野に入れ、未来ビジョン委員会が発足、1年間の調査及び研究を基に、今年度はいよいよ実践する時期に入ります。いい友達、いい人間関係が築けた、良き団体、パートナーとの競演は、皆の幸せが共有出来る絶好の機会です。また、信頼出来るパートナーとの存在を、皆(地域)に幅広く知って頂くことも、“本来のあるべき姿”であると思います。全員が知っていることが力となり、周りを奮起させます。幸せを自分の方に、より大きく早く求めるのでなく、まず身近な人へ、足元の小さい実践から少しづつ広げて与え、気づいた時にそれ以上の何倍もの幸せが、時を経て相生青年会議所に跳ね帰ってくる事を期待します。
〜成果がでるまで、継続する〜
“好きやで あいおい”を今年度も、強力に宣伝していき、引き続き、地域に根をはった事業展開を行います。また、昨年度、宣言した、相生JC宣言を推奨し、幸せをつかみ、モチベーションが高揚することで、地域のレベルをあげていきます。継続は力なりですが、ダラダラしていては成果は見込まれません。ちょっとした工夫、改善をし、「どうやったら楽しいか。気持ちよく楽しくやるには、どうやったらいいだろうか」と、新たな新鮮味を付け加えることで、継続していくことが容易になり成果も得られ、全てのメンバーと共に、皆(地域)が幸せになれると思います。言いつづける、やり続けることこそ、“本来のあるべき姿”と考えます。
〜モラル&モラールのシナジー効果の確立〜
我々、相生青年会議所の個々のメンバーは、これまで40数年培った実績、人脈と独自の手法に加え個人の能力、特にものを上手く発見し掘り出し生かす能力は、素晴らしい力を兼ね備え智恵を有していると思っています。いわゆる、JCとして広い世界を見てきた人でしか持ち得ない力が、JC活動のモラール(意欲・やる気・士気)につながり土台を支えています。しかしながら、我々、相生青年会議所も、少なからずモラルの低下が、モラールに悪影響が出ていては、“本来のあるべき姿”とはいえません。日々やるべき、当たり前のこと(これは、決して特別なことではなく、出来て当たり前のこと)をきちんとやる。当たり前の事が出来ない団体に夢や理念、理想を唱えたところで行動として徹底されるはずもありません。逆に、モラルがきっちり遵守していれば、モラールとの間に相乗効果が発生し、シナジー効果(相乗効果)が抜群に発揮され、2倍、3倍のJC活動に取り組めるようになります。
最後に、人生は、どこかで必ず諭されたことがあるよう、一度きりの人生です。悔いの無い人生を送りたい、まっとうしたいと願う反面、限られた人生の中で、いまを大切に生きている人は、あまり多くいません。私自身もそうです。気がつくと忙しい毎日の日々の中で1日、1年、数年と過ごしてしまっているのが現実です。しかし、よく考えますと、いまはいまでしかなく、既に何秒後、数分、数時間後には、既に過去のものでしかなく、我々は、いつも、過去の事実と、これから先に起こりうる未来のはざまで、絶えずうろついている事になります。そうです。いまという時間、空間は存在しないのです。数多くの人が、このことに気づいていなく日々、延々と無駄に過ごしています。であれば、これから起こりうる未来、将来にむけ、希望・期待を持って活動して日々過ごす事は、ある意味、人間の“本来のあるべき姿”として、当然の事ではないでしょうか。家族や気のあった友人と、旅行へ出かけて、なにもせずホテルで寝て帰ってくる人はいないはずです。期限内、充分、楽しめるよういろんな観光場所へ行ったり、レジャーを楽しんだり、魚釣りをしたりして帰るのと同じ、その時、いまを時間の無駄が無い様に目一杯、自然と過ごしているはずです。JC活動も同じです。
さあ、いまという時間を無駄にすることなく、目一杯、楽しんで、皆(地域)ともに幸せになりましょう。
≪活動方針≫
“本来のあるべき姿”を探求するための
1. 例会及び各事業の展開
2. 未来ビジョン計画の推進活動
3. 日本JC事業(京都会議・サマコン・郡山全国会員大会)への積極的な参加
4. 兵庫ブロック会員家族大会の積極的な参加・支援
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